ディスカバリーチャンネル ジェームズ・キャメロン 海底の戦艦ビスマルク [DVD]
新品価格 ¥ 4,980
中古価格 ¥ 600
発売元:角川書店 発売日:2003-12-21
海底のビスマルクの映像だけが取り柄の作品 評価: 
ビスマルクの最後の数日(実働中の戦艦としてはその数日が全てであったが)を描いた
ドキュメンタリー。
しかし構成が悪く、お世辞にも面白いとは言えない。
ドイツ人乗組員の生き残りの証言などは面白かったが、それをいちいち安っぽい
CG再現ドラマに仕立てているのも鼻につく。
映画監督マイケル・ムーア(『ボウリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』)
の功績は、人々の肉声を組み合わせて、いかに見るものに興味を持たせる映画が
出来るか(内容はともかく)を証明したことだ、と私は考えている。
これは逆に、いかに面白い素材を集めて、いかに退屈な映画が出来るかというお手本だ。
映像は綺麗なんだが 評価: 
本作は海底に眠るビスマルクの海底調査映像としては三作目に当たる作品だが、深海作業艇を2隻動員するなど多額の調査費用を掛けており、また無人のロボット水中カメラの進歩もあって他二作に比べて海中で捉えた映像は実に綺麗で興味深い物がある。
その反面本編の被害状況等の解説内容は「ビスマルクは自沈した」を前提にしたため、事実を無視した滅茶苦茶なものとなっている(実際に海外の軍艦研究者からは放映直後から致命的な間違いが数多く指摘されており、本編の内容は全く評価されていない)。
本作は「嘘を嘘と見抜いて」それを念頭に置いて見るならば良いが、内容を鵜呑みにすることだけは避けるべきである。
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