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吉田松陰の実像に迫る　評価：

幕末のリーダーとしてその名を遺す吉田松陰。
吉田松陰に大きな影響を受け、明治維新を支えた数多くの弟子・門下生がいた…というのが、一般的な理解だ。
しかし、歴史は、伝える側のバイアスがかかり、真実を伝えていない場合が多々ある。
松陰はどうか？本書はさまざまな視点から、丁寧に検証し、「吉田松陰の実像」に迫っている。
松陰自身の出自から、叔父玉木の教育姿勢、藩の状況、学問との出会い、行動主義への転向？と実に丁寧に検証されている。
松陰門下生と自称する伊藤博文や山県有朋は、松陰の影響を受けているのではなく、それぞれの立場かた利用したという指摘は興味深い。

大和魂って何だ。。。　評価：

幕末に志を持って生きた実行の人、松陰先生の本です。
松陰先生の人柄が垣間見え、やらんとしていたこと、成し遂げたことを知ることができます。
週末、世田谷の松陰神社にお参りに行こうかなと思う一冊です。